「この作り手さんとあの作り手さんがコラボしたら…」
「あの作り手さんとこんな商品を作れたら… 」
そんな妄想を現実のモノにするプロジェクトが始まりました。
日本全国1000以上の作り手さんと、ガッチリつながる私たち日本百貨店だから実現できる夢のコラボレーション商品開発。
ワクワクするような、ドキドキするような、なんだかソワソワしちゃうような、
ここでしか手に入らない新しいイッピンを、いろいろと、次々と、カタチにしていきます。
<オンラインショップ限定>日本百貨店ドリーム開発部、発足です!
「この作り手さんとあの作り手さんがコラボしたら…」
「あの作り手さんとこんな商品を作れたら… 」
そんな妄想を現実のモノにするプロジェクトが始まりました。
日本全国1000以上の作り手さんと、ガッチリつながる私たち日本百貨店だから実現できる夢のコラボレーション商品開発。
ワクワクするような、ドキドキするような、なんだかソワソワしちゃうような、
ここでしか手に入らない新しいイッピンを、いろいろと、次々と、カタチにしていきます。
<オンラインショップ限定>日本百貨店ドリーム開発部、発足です!
第一弾は、あの話題の2社とのコラボレーションが実現!
第一弾は、あの話題の2社とのコラボレーションが実現!
記念すべき第一弾は、あの、クラフトマンシップ溢れる話題の2社とのコラボが実現しました!
クラフトコーラブームの火付け役であり第一人者の「伊良コーラ(いよしコーラ)」、
煎餅のイメージを覆す斬新さで業界に旋風を起こした「SENBEI BROTHERS」、
そして日本百貨店の3社がタッグを組み、クラフトコーラと煎餅の新しい可能性を追求しました。
写真左から順番に、伊良コーラ 小林さん、日本百貨店 バイヤー日暮、SENBEI BROTHERS 兄 健徳さん、弟 忠清さん
写真左から順番に、伊良コーラ 小林さん、日本百貨店 バイヤー日暮、SENBEI BROTHERS 兄 健徳さん、弟 忠清さん
伊良コーラ
和漢方職人を祖父に持つ代表のコーラ小林が、100年以上前のコーラのオリジナルレシピを基に、祖父から受け継いだ漢方の製法で生み出した、世界初のクラフトコーラ。東京・下落合の工房で本物のコーラの実や10種類以上のスパイスを混ぜ合わせて作られている。
SENBEI BROTHERS
東京・船堀で半世紀にわたり煎餅を作っている笠原製菓。4代目である兄・笠原健徳と弟・忠清が立ち上げた自社ブランド「SENBEI BROTHERS」は、「せんべいを、おいしく、かっこよく。」をコンセプトに20種を超えるバラエティに富んだ煎餅を送り出している。
新感覚でスペシャルなお煎餅が誕生!
新感覚でスペシャルなお煎餅が誕生!
伊良コーラ、SENBEI BROTHERS、日本百貨店の3社で一番良い形で実現できる商品を模索し、誕生したのが、伊良コーラ「THE DREAMY FLAVOR」のスパイスを使用した、新感覚でスペシャルなお煎餅「クラフトコーラスパイス」。
煎餅を口に入れた瞬間、しっかりとクラフトコーラを感じる、なんとも不思議な、新感覚のフレーバーです。ドリンクとしてのクラフトコーラを、“食べる”という体験をぜひ味わってみてください。
この新感覚のお煎餅をクラフトコーラと一緒に楽しんでいただきたいという想いから、
オリジナルBOXにクラフトコーラシロップとお煎餅を詰め合わせたセットをオンラインショップで限定販売いたします。
CRAFT COLA&CRAFT SENBEI BOX 5,400円
伊良コーラ、SENBEI BROTHERS、日本百貨店の3社がコラボして生まれた新感覚のお煎餅「クラフトコーラスパイス」と伊良コーラの魔法のシロップ2種、そして、伊良コーラとのペアリングにおすすめのお煎餅「つまみ七味」を詰め合わせたセットです。
みんなでワイワイするような、ハッピーなシーンでぜひお楽しみください。
<セット内容>
・伊良コーラ/魔法のシロップ「THE DREAMY FLAVOR」 ×1
100年以上前のオリジナルコーラレシピに基づき、 本物のコーラの実を使って作られたクラフトコーラシロップ。コーラの実のほか、カルダモンやナツメグなど12 種類以上のスパイスと柑橘類を調合、スパイスが効いたやさしいフレーバー。
・伊良コーラ/魔法のシロップ「THE JAPAN EDITION」 ×1
通常は伊良コーラの直営店およびオンラインストアでしか販売していない、柚子や山椒・クロモジ・ニホンミツバチの蜂蜜など、日本各地から厳選した素材を使用した限定フレーバー。
・伊良コーラ/無糖炭酸水 ×2・専用パウチ ×2・ストロー ×2
伊良コーラのクラフトコーラを美味しく割るために、専用に開発された無糖炭酸水は、微量のライム果汁を配合しているため、コーラを割ったときに爽やかに香ります。
パウチに氷を入れ、シロップ1:炭酸水3の割合で割り、お好みでスライスレモンを入れてお楽しみください。
・SENBEI BROTHERS/ホワイトパック「クラフトコーラスパイス」 ×1
伊良コーラ「THE DREAMY FLAVOR」のスパイスを使用した限定フレーバー。クラフトコーラの複雑な香りと爽やかさを感じる新感覚のお煎餅。
・SENBEI BROTHERS/クラフトパック「つまみ七味」 ×1
濃い口醤油にたっぷりと漬けた煎餅に七味唐辛子をまぶしました。パンチのある味はお酒はもちろんクラフトコーラとも相性抜群。
完成までの秘話を聞いちゃいました!
完成までの秘話を聞いちゃいました!
自信を持ってお送りする今回のコラボ商品。そもそもどんなきっかけでコラボが実現したのか、オリジナルのお煎餅を作るにあたっての苦労話など、完成までの秘話を聞いてきました。
取材当日はSENBEI BROTHERSさんの工場にお邪魔しました。
今回の企画の発起人、日本百貨店バイヤー日暮
今回の企画の発起人、日本百貨店バイヤー日暮
到着するやいなや、小林さんはSENBEI BROTHERSさんの工場内に興味津々のご様子
到着するやいなや、小林さんはSENBEI BROTHERSさんの工場内に興味津々のご様子
小林さんからの色々な質問に健徳さんが丁寧に答えます
小林さんからの色々な質問に健徳さんが丁寧に答えます
一通り工場を見学した後、インタビューさせていただきました。
テーブルには伊良コーラとクラフトコーラスパイスのお煎餅
テーブルには伊良コーラとクラフトコーラスパイスのお煎餅
-そもそもなぜ伊良コーラさんとSENBEI BROTHERSさんは今回のコラボ企画を受けてくださったのでしょうか?
-そもそもなぜ伊良コーラさんとSENBEI BROTHERSさんは今回のコラボ企画を受けてくださったのでしょうか?
SENBEI BROTHERS 笠原健徳さん(以下、健徳さん) 日暮さんから今回お声がけをいただいて、僕も伊良コーラさんのコーラに感動した記憶があったので、ぜひ一度顔合わせをさせていただきたいと思い、打ち合わせに参加させていただきました。打ち合わせの際に、小林さんから「コーラのスパイスをお煎餅に使ってみては」というお話があって、僕が感じたクラフトコーラの第一印象をお煎餅という形で色んな方に知ってもらえるのは、面白いなと思って、お受けしました。
伊良コーラ 小林さん(以下、小林さん) 自分はコラボさせていただくときに基準にしていることがあって、「自分で『食べてみたいな』と思うものかどうか」ということ。伊良コーラのお煎餅って食べてみたいなと、単純に思いました。伊良コーラも元々は「究極のコーラを飲んでみたいな」と自分のために作ったコーラなので、そこに近しいなと思い、お受けしました。
取材中も色々なアイデアが出てくる小林さん
取材中も色々なアイデアが出てくる小林さん
-伊良コーラさんとSENBEI BROTHERSさんはお互い東京を拠点にし、先代から受け継いだクラフトマンシップを大事にしつつ、新しいことにチャレンジするなど、共通点が多いと思うのですが、お互いどんな印象をお持ちでしたか。
-伊良コーラさんとSENBEI BROTHERSさんはお互い東京を拠点にし、先代から受け継いだクラフトマンシップを大事にしつつ、新しいことにチャレンジするなど、共通点が多いと思うのですが、お互いどんな印象をお持ちでしたか。
小林さん 私はSENBEI BROTHERSさんが出された本も読んでいて、同じ業界の先輩として学ばせていただいていました。今回のコラボ企画で、一緒に商品開発に取り組めることは有難いなと思いましたし、自分は色んなことに興味を持つタイプなので、色んなことを聞きたいなと思っていました。
健徳さん
自分はコーラが好きで、ずっと飲んでいたんです。クラフトコーラという存在を知ってから、いつか飲んでみたいなと思っていたんですが、ある時、渋谷のMIYASHITA PARKに商品の納品に行ったら、伊良コーラがあったんです!
「これ、一番飲みたかったやつだ!」と思って、すぐ飲んで「あ、これなんだ!」と感動したんですね。そこから伊良コーラさんの記事など読んでいたら、青山ファーマーズマーケット出店や先代から引き継いだ点など、僕らと共通点も多く、勝手に親近感を感じていました。
コロナ禍で大変な時期に、伊良コーラさんの攻めていくエネルギッシュな姿勢に刺激をいただいていました。僕達も今のスタンスを守るだけではなく、攻める時は攻めることも必要なんだという、エネルギーをもらえる存在でした。
-取材前に、伊良コーラさんの拠点のある下落合に、SENBEI BROTHERSさんもかつては工場があったというお話しもあり、本当に共通点が多く、コラボするべくしてコラボに至ったのかもしれませんね。
-取材前に、伊良コーラさんの拠点のある下落合に、SENBEI BROTHERSさんもかつては工場があったというお話しもあり、本当に共通点が多く、コラボするべくしてコラボに至ったのかもしれませんね。
伊良コーラのスパイスの香りをかぐ健徳さんはSENBEI BROTHERSの企画販売をご担当されています
伊良コーラのスパイスの香りをかぐ健徳さんはSENBEI BROTHERSの企画販売をご担当されています
-今回オリジナルフレーバーの開発にあたり、苦労した点などあれば教えてください。
-今回オリジナルフレーバーの開発にあたり、苦労した点などあれば教えてください。
SENBEI BROTHERS 笠原忠清さん(以下、忠清さん) 苦労した点は、ドリンクとして飲むクラフトコーラと、材料として渡されたスパイスの違いにまず戸惑い、目指すべき着地点に悩みました。本音を言うと、兄はなんで受けたんだろうと(笑)。
健徳さん 今までで一番難易度が高かったよね(笑)。
忠清さん
悩んで、考えて、何回も口にしてみて、一周まわって深く考えるのはやめて、新しいものにこだわり過ぎず、うちでできる形というのをまず目指していこうと考えました。
最終的には、この工場で僕が作って表現できる形を最大限出して作れたかなと思います。
出来た時は自信はなかったんですけど、今日実際に皆さんに食べていただいて、僕が表現したかった部分を感じてもらえて嬉しかったです。
限られた環境で作るのはとても大変でしたが、うちで作っているお煎餅の味付けに、このクラフトコーラのスパイスを持ってくるという、できあがってみれば、とてもシンプルなものになったのかなと思います。
健徳さん やってみないとわからない部分が多かったですね。ボツとなった試作品もたくさんありました。
忠清さん 僕がOK出していない試作品なのに、兄が「試作、送っちゃったよー。」ということもありました(笑)。
今回のコラボ商品の功労者である、忠清さん
今回のコラボ商品の功労者である、忠清さん
-試作を複数回されたということなのですが、試作品には何が足りなかったんでしょうか?
-試作を複数回されたということなのですが、試作品には何が足りなかったんでしょうか?
日暮 1回目はもう少しクラフトコーラ感を出して欲しいとリクエストを出しました。
忠清さん そうですね。最初はザラメの甘みでクラフトコーラ感を表現してみたんですが、イメージしていたよりもスパイスとザラメがぶつかり合ってバランスが悪く、物足りなさがありました。何かが足りないのか、もしくは邪魔しているのか、といろいろ素材を探しました。
健徳さん あのクラフトコーラの想い・印象にどう結び付けるか、というのが難しくて。クラフトコーラ感を出すために、忠清のアイデアからクエン酸にたどり着き、小林さんにも相談しながら、次にもう少しキャラメル感を出した方が良いか、という話になり、ザラメを中ザラ糖というザラメに変えて試してみたり、お煎餅の盤面も大きくしてみたりしました。そしたら、中ザラ糖がお煎餅に乗らず、失敗。中ザラ糖を試すと同時に、忠清のアイデアでシナモンシュガーを入れてみたら、「あ、これだ。」と、見えてきた感じがありました。
日暮 結構毎回変わりましたよね。微調整ではなく、毎回ガンガン変わっていく。あれがすごいなと思いました。
-最終的な味の決め手は何だったのでしょうか。
-最終的な味の決め手は何だったのでしょうか。
忠清さん
クエン酸ですね。酸味・すっぱみを出すときって、粉末酢を使ったりするんですが、今回はあえて甘さと酸味のある柑橘系のクエン酸を使う事で、クラフトコーラの炭酸飲料の感じが出せたと思います。
最初は梅のシーズニングでも試したりしたんですが、何か違って…。初めての試みだったんですが、思い切ってクエン酸を使ってみたところ、想像通りの味が出たな、と感じました。
クエン酸を試みたのは、一か八かというよりも、駄菓子とかを食べた時の感じが記憶に残っていて、それをお煎餅に持ってきてみようと、思いついたんです。
-職人である忠清さんの長年の経験と勘がかなり発揮されたんですね。
-職人である忠清さんの長年の経験と勘がかなり発揮されたんですね。
忠清さん
この伊良コーラさんのスパイスに、引き立てられるものをガツンともってきたところ、お互いにバランスがとれ、とても上手くいったと思います。
僕もコーラが好きで、やっぱり好きなものだったんで、頑張れました(笑)。
健徳さん 毎日コーラ飲んでるもんね(笑)。
忠清さん
最近は色々気になるからダイエットコーラにして(笑)。
今回の商品開発は発見もいっぱいあったんで、自分にとって、良い経験になりました。
-ずばり今回のコラボ商品への自信の程は!?
-ずばり今回のコラボ商品への自信の程は!?
日暮
最初、健徳さんに試作をお願いしたら、「今回本当に難しいかも…」と電話がかかってきて(笑)。今まで何回か無理なことをお願いしていたのですが、健徳さんから初めて言われたんですよ。結構ビビってたんですけど、試作を重ねるごとにどんどん良くなって、期待値もとても高まりました。
今回クラフトコーラと一緒に試食してみて、コーラとお煎餅それぞれのスパイスの味がより引き立って、楽しみながら食べられたので、良い商品になったなぁと感じています。良い商品を作っていただき、ありがとうございます!
健徳さん
今回の取材で、実際に伊良コーラを飲みながら、お煎餅を食べてみて、正直クラフトコーラとその素材を使った煎餅が一緒だと、ぶつかっちゃうかなと思ったんですが、飲み物と乾きものでとても相性が良く、話も弾んで「いけるな。」と思いました。
小林さんが言うように、本音の好き・興味があったから、色々工夫をこらして、良いものができたのかなと思います。
忠清さん この企画をきっかけに、新しいものとか、好奇心とか、いろんなものに興味をもてるようになってきました。挑戦は嫌いじゃないので、これからも兄貴の無茶ぶりに備えます(笑)。
健徳さん
挑戦は嫌いじゃないのね(ニヤリ)心に刻んでおきます(笑)。
いつもは取材の時って、出したものが残っちゃうんですよ。でも今回クラフトコーラも煎餅も全部なくなって、これが今回の挑戦の答えじゃないかなと。
-確かに、皆さんのグラスもお皿も空っぽですね。
-確かに、皆さんのグラスもお皿も空っぽですね。
日暮 ついつい飲んで食べちゃいましたね。
お煎餅を食べる手が止まりません。奥の茶色い塊はコーラの実です。
お煎餅を食べる手が止まりません。奥の茶色い塊はコーラの実です。
その美味しさに思わず笑みがこぼれるバイヤー日暮
その美味しさに思わず笑みがこぼれるバイヤー日暮
-どんなシーンで楽しんでいただきたい、などあれば教えてください。
-どんなシーンで楽しんでいただきたい、などあれば教えてください。
小林さん コーラの語源になった「コーラの実」は、アフリカなどでは歓迎の時に振舞われるものなんですよ。そうしたルーツを持つコーラはハッピーな飲み物なので、ポジティブな場所やテンションにとても合うんです。
日暮
なるほど。確かに、クラフトコーラを作るっていうこと自体も楽しいですし、なんだかポジティブな気持ちになるのもわかります。今回の商品もぜひそういった、皆で集まったり、ワイワイするようなシーンで楽しんでいただきたいなと思います。
クラフトコーラを飲んだことのない方はまずクラフトコーラで楽しめるし、飲んだことのある人もクラフトコーラ味のお煎餅でさらに新しい体験を楽しめる、色んな楽しみ方のできる商品になったと思います。
今回のコラボ商品が多くの方に届き、ハッピーな気分になっていただけると良いなと思います。